タンジェンシャルファン(クロスフローファン)

タンジェンシャルファンの特徴

 タンジェンシャルファンとはドイツLTG社の商標で、一般的にクロスフローファンまたは横流ファンと呼ばれる送風機です。
 LTG製品はサイズや適用温度などによるラインナップが豊富で、使用用途は様々です。
 ヨーロッパでは自動車、食品、製紙、農業、医療、鉄道車両など、多岐にわたる業種で採用されています。

90度送風
180度送風

構造

 羽根車の内部を風が横切るため、クロスフローファンと呼ばれています。特徴としては、下記のような点があります。

  1. 風量が多い。
  2. 層状の風が出る。
  3. 遠くまで風が届く。
  4. 他の送風機と比較して低騒音である。

タンジェンシャルファンの強み

2-1. 高い耐久性

 ロバスト設計と高品質の素材の使用により、耐久性が高く長寿命を実現。
 LTG社があるヨーロッパでは自動車、食品、製紙、農業、医療、鉄道車両など、多岐にわたる業種で採用されており、品質に厳しいヨーロッパで長年にわたり高い信頼を得続けています。

2-2. 風量の多さ

中型品、大型品においてもシャフトがない構造を取っており、その構造によって大きな風量を実現しています。

2-3. 豊富なラインナップ

 クロスフローファンというと、エアコンやエアカーテンで使用される小型なものをイメージされる方が多いと思いますが、LTG製品は、サイズ(φ25~φ1000、L100~L3000)や温度(-40℃~800℃)によるラインナップが豊富です。

※カタログにないサイズは別途ご相談ください。

豊富な販売実績

 LTG社はヨーロッパで初の空調システムに特化した会社で、90年以上の歴史があり豊富な実績がございます。
 品質に厳しいヨーロッパで長年にわたり高い信頼を得続けており、
北米やアジアなど世界各国へも多くの販売実績があります。

LTG本社 & 拠点
フィルム等の乾燥
製菓業界
繊維・不織布業界
ベーカリー
医療ラボ(菌の培養等)
医療用グローブ
鉄道用空調

タンジェンシャルファン導入事例  ・A社改造案件(省エネ)

タンジェンシャルファンにご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問合せ・ご相談ください。