個人的には意外な気もしましたが、日本の方が少し大きいです。

ただ、平地の面積はドイツの方が広いので、雄大な印象は受けやすいかもしれません。

日本の３分の２程度の人口ですが、ドイツは人口が増加傾向にあります。反対に日本はみなさんご存じの通り減少に歯止めが効きません。

しかし、ドイツも以前は出生率が低下傾向にあったようですが、外国人を積極的に受け入れることにより、人口に増加が見られるようになったようです。

日本はどの道をたどるのでしょうか。

ドイツは男性で平均身長180cmを超えてくるんですね。※年代やデータの範囲によって異なります

私がドイツの関連会社に行った際に紹介されたチームは、４人のドイツ人がいましたが、全員185cmを超えていました。ドイツは外国人を多く受け入れている国なので、データの取り方によっては平均はもっと高いかもしれませんね。

私が2月にドイツに行った際の夕食の写真です。

基本的に、肉・サラダ・ポテト！

ドイツ内でも地域や個人差は大きくありますので、魚を食べる人ももちろんいます。反面、環境や動物愛護の意識がとても高い国ですので肉・魚は全く食べないベジタリアンと呼ばれる方たちも最近ではかなり増えているようです。私のドイツ人の友人にも数人います。

食事の量ですが、日本人なら2-3人で取り分けるサイズが一人前で出てきます。写真にあるサラダが出てきたとき私は数人で分けるのかなと思いましたが、それが人数分出てきてびっくりました。

そもそも日本のように取り分けるシェア文化は無いようで、人数分オーダーします。

みなさんご存じかと思いますが、GDPで日本はドイツに抜かれ４位となるようです。

2010年に中国に抜かれ3位になり、今年ドイツに抜かれ4位、数年後にはインドにも抜かれるという予想もあります。

理由の一つに、日本は生産性が低いとよく言われます。難しい比較は私にはできませんが、ドイツ企業（人）と接して見たことをお伝えします。

〇ドイツ人エンジニアが来日、客先にて機器の風速校正を行う際、組み立てたキット（アルミフレーム）上をPC制御により風速測定器の位置移動、また測定を自動で行っていました。従来はプロペラのついた測定器を手動で操作していたと思われます。

私が接したドイツ企業は中小で、決して設備が充実している大企業ではありません。果たして日本のどのくらいの中小企業で、サービススタッフがこのようなことができるのか考えてしまいました。

休日に対する意識も高く、休みはしっかり取ります。2-3週間休むこともざらにあります。

直近ではドイツ経済に陰りもあり、全てが良いとは言いませんが、日本が見習う点は少なからずあるように感じます。※日本が優れている点ももちろん多くあります。

海外の方によく言われるように、ドイツ人も自分という個がしっかりあると感じます。

概ね以下の三つを私は強く感じました。

・マイルールがある

・合理主義

・家族LOVE

ドイツ人と接してみて、最初マイルールや合理主義なところは融通が利かないなと強く思っていましたが、見方を変えれば考え方が一貫してるので、思考を理解してあげれば話しやすいとも受け取れます。

家族LOVEに関して、家庭がある人は週末のランチは家族で食事。親元を離れて仕事をしている単身者でも休日よく実家に帰っているイメージでした。

日本は都市部に人口が集中してしまい、地方出身者は親から遠く離れることも多いかもしれませんが、ドイツは地方分権制なので、地元に残り仕事をする人も多そうです。

また、日曜日はほとんどのお店が休みなので、娯楽があまりなく、選択肢が少ない面もあるのかもしれません。

以上、

私が感じたドイツと日本の違いでした。

※客観的なデータを取って比較しているわけではありませんので、ご注意ください。