タンジェンシャルファン導入事例③
表面処理加工A社様 省エネ事例

A社様 会社概要
愛知県内に本社機能を置き、周辺に10か所以上の工場を持つ。溶融亜鉛めっきを中心とした各種表面処理のほか、金属加工から組立まで幅広く手がける。

VQシリーズ

 

1. A社様からの依頼内容

 洗浄後の乾燥でシロッコファンを使用しているが、少しでも節電(省エネ)したい(乾燥温度 150 ℃程度)。

 

2. 改造内容

 改造前の仕様 

  ・シロッコファン × 2台 (各モータ容量 7.5 kW)

 改造後の仕様

  ・タンジェンシャルファンVQシリーズ × 2台 

              (各モータ容量 5.5 kW)

 ファンを交換するにあたり、ダクト、モータも併せて微調整が必要となった。

A社 ご担当者様より

  • 乾燥時間が大幅に短縮されました
  • 同等の乾燥具合と比較すると、約30%の節電につながっています

当案件のポイント

  • 1

    タンジェンシャルファンは構造的に既存設備への導入(改造)がしやすいファンであり、費用対効果を高く出すことが可能

  • 2
    タンジェンシャルファンは風量が出やすく、乾燥工程には絶大な効果を発揮する=短時間での乾燥が可能になり、結果として節電&経費削減につながった
  • 3
    LTG社のタンジェンシャルファンは国産クロスフローファンと違いインペラ内にシャフトが通っていない構造であり、これも風量と効率の高さに大きな影響を与えていると考えられる